接遇マナー研修について

毎年、庭のハナミズキが咲くことを楽しみにしているのですが、もうすっかり満開の後、緑の葉のいきいきしている姿を見ながら、時間が過ぎる速さを感じている日々です。

今年度に入り、病院での接遇研修の機会を多くいただいております。
全てを記録に残すことができぬままではありますが、今の想いを書き留めておきたいなと思いました。
今回行ってきましたのは、甲友会西宮協立脳神経外科病院の、「中途採用」でおつとめをスタートされた皆さまに向けた研修でした。

 

こちらの病院の先生方には、昨年度ラジオ大阪「桑原あずさのaslife」の番組内の「ワンポイントホスピタル」というコーナーで、予防医学、家庭でのケアの仕方、医療について、他様々なことを教えてもらいました。

その時からのご縁で、こうして別の形でお役に立てる機会をいただき、大切なスタッフの皆さまの研修の場を任せていただけることに感謝の気持ちばかりです。

こちらで今年度私が任せていただくことになしました研修は、新卒の方、これまで他の病院でお勤めされてきた方、病院ではない場所でお勤めされてきた方、復職された方・・・年齢も、おつとめされるまでのきっかけも様々な方に受講していただく接遇マナーです。

 

初めて学ぶ方もあれば、何度か学ばれてきた方もあり、どのような内容にするのか、いろいろ考えてテキストを作成しました。

基本的なマナーについては、参考書でも詳しく知ることができますし、インターネットでも丁寧に説明してくれているサイトがたくさんあります。
だからこそ、受講者の皆さまと リアルにお会いしなければできない内容のお時間にしよう!といつも進めています。

今回は、挨拶、案内の仕方、話し方、共に働く人とのコミュニケーション、お客様、ご利用者様へのかかわり方など、実践的なことを充実させ、様々な場面で活用できる内容にし、3時間みっちり開講してきました。

接遇マナーの講師になろうと思ったきかっけ

私がこの仕事をしようと思ったきっかけは、自分ができない人だったからなのです。

もともと保育士として延べ10年仕事をしてきてました。
その後自分で事業を立ち上げるのですが、様々な業種の人と仕事の話をする機会が増え、その時々に、恥ずかしい思いや、ビジネスの基本的なマナーについて知らないことが多くあることに気づきました。そのころの私は、30歳半ばでした。

このまま我流で調べたりしながら、仕事の商談や、打ち合わせをこなしていくのか、または知らない、分からない人、を堂々と見せて個性として認めてもらうのか(←そんなことができるのかも未知です笑)いろいろ考えました。
やはり、気持ちよいやり取りができる社会人になりたい。基本的なことをまずはちゃんと学んでみよう。
と思い、ゼロから学ぶ決意をし、私は 数カ月スクールに通いました。

学んでみて、知らないことを知ることがこんなに面白く、楽しいことなのかと感動しました。知ることが自信になることも学びました。
また、堅苦しい基本的なビジネスマナーを、もっと自分らしいものにするにはどうしたらよいのかな・・・と思いながら学んできたことを実践してきました。

そして、これを自分だけではなく、親子教室に通ってくれている一番身近なママたちに知ってもらいたいと思ったことがきっかけで、オリジナルテキストを構築し、講師として仕事をスタートしました。

この数年で、多く人とのやり取りを重ねてきました。
基本的な立ち居振る舞いは、形として学べば、今からできようになるでしょう。
それを、自分らしい形にし、継続していくためには、まずは自分にとって、相手にとって、何が大切であるのかを知ることであり、これはきっと、何度も経験を重ね、少しずつ理解できていくものなのだと感じています。

まだまだ奥深いことではあるのですが、在り方というものは何なのか。そこにはゴールはなく、常に学び続け、変化していくものなのかもしれません。

毎回、開講するセミナーでは、いつも考え方や、心の根っこにあるもの、今ここにあるのはなぜなのか、この仕事をしてるのはどうしてなのかを、受講者の皆さまがご自分自身で確認できる時間も大切にしています。

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マナーとは何か。
誰が決めるのか。
何のためにあるのか。

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様々な場所で接遇マナー研修をしております。
個人での開講、お友達やママ友とのグループでの開講をはじめ、企業、病院などの社内研修、教育機関でのキャリアアップ研修など、受講される方も多岐にわたります。
いつでもご相談くださいませ。

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